蒸し暑いアスファルトの上
逃げ水を見て立ち止まる

昔はあれを追ってどこまでも走った
何かを失うことなんて無いと
もしも失ったって また得ればいいと

走り出す残像
置いてきぼりの自分

汗の雫が顎から離れた瞬間
残像を追いかけて もう一度走り出す

失うなら 君以外が良かった

浮遊する雫
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