思い出の中で微笑う君はいつも優しいね
その温もりに永遠を信じていた頃が確かに存在た
けれどもうそこに居ることは出来なくなってしまったよ
現実の君はもう僕のことなど忘れてしまっただろうね
その未来をお互い否定していた頃が確かに存在た
けれどもう否定することすら出来なくなってしまったよ
それでも思うんだ
僕らの一緒に過ごした時間は無駄でも寄り道でもないと
必要な道だったのだと
だって君に逢えたからこそ
人を愛する痛みを、切なさを、大切さを知ったんだ
本当に夢のようだったけれど
もう君に頼るのはやめておくよ
頬を伝う涙が大地に還るとき
僕はここから歩き出そう
僕の幸せを探すために
僕の夢を見つけるために
僕のために
未来はいつだって僕が行くのを待っているから