感情の歯車が音を立てて動き出し
それまでうまく動いていた理性の歯車の機能を徐々に低下させる

君のことは自由にしておくつもりだったのに縛り付けてしまう
君がどんなに傷ついたとしても手放せない

感情の歯車は回りだしたらもう止まることを知らない

どうか
どうかこの先も
お互いに繋がれた鎖を断ち切ることがないように
僕以外の男を知らないで居て
僕だけを見ていて

十字架
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